神薙福音

読み仮名:かんなぎねね
年齢:25歳
性別:男性
身長:158cm
職業:教祖
髪色:銀色
瞳色:赤色
一人称:俺様
二人称:貴様
好きなもの:ベーコン、百、拝掌教のみんな
嫌いなもの:空腹感、百を傷つけるもの全般

「俺様が拝掌教の国王、神薙福音様だ!」
「貴様が生きててくれて、本当によかった」

STRCONPOWDEX
1391511
APPSIZINTEDU
12101212

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かんなぎねね 
本名は別にあるが、ほとんど呼ばれたことがなく福音自身ですら覚えていない。
現在の名前は孤児院で百に呼びかけられたときの「ねえねえ」から取って自分でつけた。

一人称:俺様 二人称:貴様

声デカ俺様教祖。リアクションもデカい。
拝掌教のみんなが大好きで、特に百が大好き。
きさくで明るい性格でフレンドリー。
笹の畑仕事を手伝ったり、孤児院の子どもたちと遊んだりするのが好きだが、
百には「部屋の中でじっとしててください!」とよく言われる。
「俺様は拝掌教の王様だ!」とよく言っており、教祖様という呼ばれ方はあまり好んでいない。
しかし「王様」と呼ばれてもあまり気づかない。
「ねね様」って呼ばれるのが一番嬉しい。
信者たちの様子をよく見ており、様子の変化にはよく気づく。前髪切った?とか体調悪い?とか。
不安げな子どもの傍にはよくいてあげる。
子守歌を歌ってやることもしばしば。
食い意地が張っており、おやつやおかずをたまにつまみ食いして波芭に叱られている。

自分の「祈り」によって消された人たちは地獄に堕とされているのだと信じている。
地獄に堕ちた加害者のために毎晩鎮魂歌を歌って魂を慰めている。気休めだとはわかっているが。
いつか自分も同じように地獄に堕とされるのだと思っているので、
同じ「神の加護」を手に入れた百のことを内心では心配している。
祈りを使えば疲弊することもあり、あまり百には祈りの力を使って欲しくないと思っている。
でも…自分がちょっと楽になるのは本当のこと。自分が助かっていることも含めて罪悪感がある。
現状のような幸せな日々はいつまでも続かない。それは薄々わかっている。
けれど、ずっとこのままでいられればいいのに、そう心の底から願っている。

・過去

不仲な両親の間に生まれてきた一人息子。
両親は共に憎み合っており、憎い相手の子である××のことも憎しみを抱いていた。
二人ともまともに帰ってくることの方が少なく、お金も滅多に家には置いていかなかった。
物心ついた頃には近所の畑や店から食べ物を盗む生活をしており、
バレて捕まる度に大人に対する警戒心や不信感、憎しみを募らせていた。
ある日、盗みに入った教会でバレて捕まったが、憐れに思ったシスターに食べ物を分けてもらい、
『神様』のお話と聖歌を教えてもらった。
週に一度聖歌を歌いに教会に通い、食べ物を貰う生活をしていたが、
たまたま家に帰ってきた父に見つかって暴行を受け、外出を禁止された。
本当に神様がいるのならば自分を助けて欲しい。
それ以来、死にかける度に神様に祈った。

そうしているうちに、ある日、両親が死んだ。

孤児院で初めて話した子どもは天使百と言った。
食事を摂るときたまたま隣の席で、「こんなにも食べられない」と言って食事をわけてくれた。
それをきっかけにして百のことを気に入ったので連れ回したりついて回ったりするようになった。
百の家庭環境のことを聞き、最初に思ったことは百に対する同情の気持ちなどではなく、
孤児院を出て行ってしまうことに対する悲しみだった。
百の両親さえいなくなれば、自分と同じように、この孤児院にずっといることになるだろう。
下心があって、百に「一緒に祈ろう」と言った。
思い通り、百の両親は消え、百はずっと孤児院にいることになった。
自分に感謝する百の顔を見て罪悪感を覚えたが、それ以上に百が自分の元にいることに安心した。
「百、俺様が貴様のことを守ってやる」
だからずっと俺様の傍にいろ。そう思った。

噂を聞きつけてやってくる人たちのことは最初はどうでもよかったが、
自分を慕って好きになってくれる人たちのことが愛しくなってしまった。
自分には温かい家族なんてものはいないと思っていたけれど、
自分の周りに出来てきた「これ」がそうなのではないかと思ってしまった。
信じたくなってしまった。
ニコニコと笑いながら自分の名前を呼ぶ人たちのことを本当の意味で救いたくなってしまった。
「家族」を守りたいと思ってしまった。
何より、自分が幸せに過ごしていると百が喜ぶ。
自分にとって初めて出来た「家族」の百が。

拝掌教を守ること、それが自分の使命だ。
今はそう思っている。
そのためにできることなら何でもしたい。